「清らかな水」に育まれた、豊かな農地 十勝清水町
北海道十勝平野の西部に位置する十勝清水町。「清水」はアイヌ語で「明るく清らかな川」を意味する「ペケレベツ」を意訳したものです。町内には、日高山系や十勝水系の川がいくつも流れ、名前の通り「清らかな水」に恵まれています。
日高山脈の沢から湧き出る清らかな水は、十勝平野の広大な大地にそそぎ、色鮮やかで、豊かな自然を作りだしてきました。
環境に配慮した持続可能な農業
畜種農家(酪農、畜産)と耕種農家(畑作、野菜作)のバランスがよく、多様な農業が展開される十勝清水町。
豊かな農地を未来につなぐため、畜種農家で発生する家畜排せつ物などのバイオマスを発酵させ、有機肥料「しみず有機」を製造し、耕種農家で活用しています。
バイオマスの地域内循環、耕畜連携を促進することで、環境にも配慮した農地の生産力を引き出しているのです。